文京区本郷三丁目の印刷会社エーヴィスシステムズは、印刷に関するあらゆる課題を解決します。

7月の休日に図書館に行きました。

特にこれと言って読みたいものもなく、借りたい本もないので館内をぶらぶらとしていた時のことでした。

『本の雑誌』の最新号(その時の物)を何気なく手に取りぱらぱらと頁をめくっていると学研の大人の科学『小さな活版印刷機』の特集をしていました。活版印刷については最近何かと話題になったり、イベントがあったりしていたので興味もあり読んでみました。

すると、プラモデルのようなものを自分で組み立てて、印刷までできるという優れものらしい。

いつもの自分だとこのままスルーして終わりますが、なぜかこの時だけはググっと引き付けられて、なんとこの本を買いに行くという行動に出てしまいました。

そして、新宿は紀伊国屋本店に到着し探索を始めました。最初から店員さんや検索機に頼れない性分なので心当たりを見てまわるとあっけなく見つかりました。早速、家に帰って組み立て開始です。

久しぶりの組み立て作業、これはこれでおもしろい。途中で次男も参加し、組み立て完了しました。

インキ台のペーパーに水をつけて湿らせて、ローラーにインキをつけて練ってみるが、なかなかうまくいかない。

活字版のセットも同時に行うがこちらもなかなかうまくいかず悪戦苦闘、説明書にも書いてある通り、活字は取れやすいので両面テープで微調整してやっと印刷できるようになりましたが、印刷ってとっても難しい。

いきなり本紙で印刷してしまい、ヤレを連発。また、うっかり紙を置き損ねてマットに印字してしまう始末。また、活字をセットする位置がはじっこの方だと印刷されなかったり、紆余曲折ありながらもなんとか次男の名刺らしきものが完成しました。難しいのが意外と楽しい。

しかし、印刷は機材の手入れもしないといけないのであります。社長が事あるごとに話していたのが頭をよぎりました。実際のオフセット印刷機はこの大きさの比ではないし、機械も複雑なので手入れをするのも一苦労だなとつくづく思いました。

印刷の営業をしていると、機械をいじるということから遠ざかって行ってしまうのでこのキットは印刷を知るということにはとても役立ちました。

営業 永島