7月29日まで上野の森美術館で行われているミラクル・エッシャー展に行ってきました。
開催が決まってからずっと行きたいと思っていたのですが、休日は入場するのに数十分待ちの大混雑だと聞いていたので、金曜の仕事帰りに足を運んだのですが、それでもかなりの盛況ぶり。いつから日本人はこんなに美術鑑賞が好きになったのだろう…。

展示物が１色ものの版画が中心でサイズも小さいものが多いので、人気作の前だと人だかりで鑑賞しづらかったり、作品保護のためとはいえ館内の照明が暗すぎる感じもしましたが、展示内容そのものは全体的に満足度の高いものでした。

ミュージアムショップも大盛況で、ポストカードや図録が飛ぶように売れていくのは、印刷業の人間からすると景気が良くて羨ましい限り。デジタル化が進む世の中でも、画集や図録などは印刷物として鑑賞したい人の方が多いはず。そう考えると印刷の需要はまだまだあると思います。（小倉）