ある冬の日の日曜日のことでした。
妻と次男は習い事でお出かけ、義母は義兄の家族と映画に行き、私と長男だけが家にて過ごす何気ない一日となるはずでした。
長男が何気なく通信を利用したゲームを始めて10分少々過ぎたころでした。
ところで、私が子供のころのゲームといえば、ブロック崩し、インベーダーゲームに始まり、ドラクエシリーズ、ファイナルファンタジーなどなど、名作、人気作品がたくさんありました。今ではネットを使ったゲームが当たり前になり、世の中が変わったなと思います。
話がそれてしまいましたが、突然ネットワーク回線が切れたらしい。ついこないだルーターをいじくってトラブル起こしたので、また何かやらかしたかと思いましたが、よくよく調べてみると電話から電気から切れている。しかし、1階のリビングは何事もなく電気も暖房もついている。私の頭の中は「???」でした。ブレーカーが上がっているかといえば大丈夫、部分的に切れているらしいが、まさかの漏電か?過去にこの家ではネズミのおかげで漏電したことがあったらしい。いろいろな可能性を探ったがまったく分からないので、東電に電話だなと思い電話番号を調べてみるがネットにはどこにも表示がない。いくら探しても見当たらない、電気関係の資料を探すが見当たらない・・・。
さて、いかがしたものかと途方に暮れていると、マガジンラックが目についた。黄色い表紙のあれです。タウンページ発見!ペイジをぱらぱらとめくり最寄りの東電を探すとようやくありました。即電話!!状況を説明して30分から40分後にうかがいますとのこと。よっしゃーという気分でした。もろもろ調べてもらいましたら、家には異常がなくどうも電柱に接続する2つのヒューズのうちの1つが劣化していたらしい。そのため部分停電ということになっていたようです。何はともあれ原状復帰、停電から回復するってこんな気持ちなんだなと、ちっちゃい停電でしたが、災害地域ではこんなことが何日も続くのかと思うとぞっとします。
後日、電力会社のHPを何気なく見たら停電時の行動マニュアルのようなものが図解で、わかりやすく解説してありました。自分の行動をここに当てはめていくと結構いい線言っているらしい。今でこそ停電は災害時などに起きるものという認識がありましたが、いやはやなんともこれが日常でも起きることがわかりました。そしてよみがえる5年前の恐怖の記憶