文京区本郷三丁目の印刷会社エーヴィスシステムズは、印刷に関するあらゆる課題を解決します。

今回は書籍の話です。
ポプラ社から、『活版印刷三日月堂』という全4冊の小説があります。
以前、電車の広告を見かけてから気なっていた本でした。キットを購入したときにこれもよい機会だと思い、一緒に購入しました。あまりにも楽しくて一気読みしてしまいました。私が営業職なのでこの本の内容から参考になるなと思ったのは、お客さんとの関わり方です。文中にも主人公のセリフで「好きな場所を続けていくには、常日頃から更新していかないと維持するのは難しい」というのがあり、このセリフが真理を突いているなと思いました。実際に、売り上げ数字を追いかけていくと、現状の取引だけでは業績は下がっていく一方です。そこで新規の取引を増やしたり、既存の顧客への新しいアプローチをしていかないと、業績の維持するのも大変難しい。つまり、新しい分野、新しい仕事に挑戦していかないといけないんだなと。
余談ですが、ある印刷セミナーで「最近はまっていることは何ですか」という問いかけがあり、『活版印刷三日月堂』ですといったら、「私も読んでいます」という妙齢の女性が声を上げました。おそらく出版社がねらうターゲット層(20代女性)で、私はおそらくイレギュラー(40代のおじさん)のカテゴリーだろうと深く深く思いました。
とてもおもしろいので、ぜひ買って読んでみることをお勧めします。   営業部 永島